シーホース三河 岡田侑大《浅利陽介とコートの外で。》②WEB EXTRA

コラム

流れるようなシュートスタイルの秘訣

 岡田侑大選手は、京都・東山高校を卒業後、拓殖大学へ入学し活躍するも、プロ入りするため自ら中退。2018年11月、20歳という若さでシーホース三河に入団した。ミドルレンジのシュートとキレのいいドライブを武器に活躍し、Bリーグ18-19シーズンで新人賞を受賞。これからの男子バスケ界を担っていく若手として、注目を集める選手の一人だ。武器のひとつであるシュートスタイルについて、彼はこう語る。
 「安定したシュートを打つために、ウエートトレーニングは欠かせません。特に意識しているのは下半身。股関節と体幹を強化して、下半身から上半身に力が自然と流れるようにシュートするイメージで打っていますね」
 フリースローの成功率をもっとあげたい、と語る表情はまだどこか初々しく、今後どのような成長を遂げていくのか楽しみだ。新人賞を受賞した感想について聞いてみても、浮ついたところがない。
 「もちろんうれしいですが、なんだか実感がわかない、というのが正直なところです。まだ自分の中での課題もたくさんあるので、キャリアを積んだあとどうするかは、まだ全然決めていません! それよりも、今はとにかくバスケに集中したい。時間さえあれば動画サイトでプレーを見て、フォーメーションを頭の中で想像して…考えすぎて眠れなくなることもよくあります(笑)」
 バイタリティあふれる岡田選手が所属して勢いづくシーホース三河のこれからに、さらに注目したい。

シーホース三河 岡田侑大(おかだ ゆうた)
 1998年6月10日、京都府生まれ。身長189cm、体重80kg。18年11月、シーホース三河に入団。ポジションはPG/SG。チームで最も若手ながら、ドライブを武器にしたアグレッシブなプレースタイルで注目を集める。

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