Bリーグ公認の「B.LEAGUE FREAK」に任命された俳優・浅利陽介が、いま気になるプロバスケットボール選手に話を聞く。
新アリーナも完成した沖縄の注目選手が登場!
浅利:僕、牧選手にすごい注目しています。ルーキーイヤーだった前シーズンの推し選手!沖縄にはもう慣れた?
牧:大学在学中に特別指定選手としてチームに合流したので、沖縄暮らしはもう2年半くらいですね。高校時代から、寮生活をしていたのでひとり暮らしは全然大丈夫です。今日も自炊しましたよ。
浅利:ウチナー暮らし、楽しそうだなぁ。
牧:はい、のんびりとしたウチナータイムにも慣れてきました(笑)。きれいな海やヤシの木とか、ちょっとした移動のときに見える景色に癒されています。本当にいいところですよ。
浅利:新しいアリーナもできたよね。やっぱり快適?
牧:新しくできた沖縄アリーナで、もう練習もしています。環境はとてもいいですね。なんてったってサウナがある(笑)。僕、サウナが大好きなんです。
浅利:練習でさんざん汗をかいて、さらにサウナ!
牧:サウナで最後に整えるんです(笑)。入室するときは、心のなかで、よろしくお願いします!ってつぶやきます。
浅利:来年のオールスターゲームの会場が沖縄だから、見に行きたいなぁ。そのときは案内よろしくお願いします!
牧:ぜひ!
浅利:9月30日にいよいよ新シーズンの開幕だけど、目標は?
牧:攻撃の起点となるようなプレーを増やしていきたいと思っていますが、大前提として守りを重要視するチーム戦略なので、ディフェンスも徹底して磨いていきたいです。琉球のファンの皆さんって、守りでいいプレーがあると盛り上がるんですよ。
浅利:地味な仕事なだけに、それはうれしいよね。
牧:はい。やりがいがあります。
浅利:牧選手ってnoteを使って自分の考えていることを発信しているよね。ちょっと読んでみたんだけど、デュアルキャリアについて考えてるのがすごいなって。まだ23歳なのに、将来のことをちゃんと考えてる。
牧:もちろん、いまはプレーで実績を残していくことがいちばん大切なことです。でも、プロ選手は、プレーヤーとして、ずっとコートに立ち続けることはできないじゃないですか。だから、将来については早いうちから考えて準備しておくことが大切だと思っています。まだ、具体的に何をするかとかは見えてないんですけどね…。
浅利:わかる! 俳優業も、ずっと現役として現場に立ち続けられる保証はないから、僕も同じようなことをよく考えるんだよね。先輩からは、他業種の人と話をするのがいいってアドバイスされた。
牧:僕もいまは、いろいろな人から話を聞いてみたいなと思っています。だから今日は、浅利さんと話ができてよかったです。もっといろいろ話を聞かせてください。
浅利:おっ、もしや芸能界に興味ある?
牧:いやいやいや、僕なんて全然(笑)。
浅利:牧選手なら芸能事務所がほっとかない気がするけどな(笑)。
《今月のゲストは…》
琉球ゴールデンキングス 牧 隼利

1997年12月14日生まれ。埼玉県出身。身長188cm。ポジションはSG。大濠高校から筑波大学に進学し、大学在学中の2019年に特別指定選手として琉球ゴールデンキングスに入団。卒業後に正式契約をする。
《インタビューを終えて…》

将来のことをしっかり考えているし、それをSNSで発信している。面白いなと思いました。そしてあのルックスと雰囲気。バスケット以外の分野でも活躍できそうですよね。更に人気者になりそうだなぁ。
あさり ようすけ
俳優。2018年よりBリーグ公認「B.LEAGUE FREAK」に就任した、筋金入りのバスケファン。現在、テレビドラマをはじめ、映画や舞台の話題作にも多数出演。サウナは、時間を少しずつ減らしながら3セットで整えます!