Bリーグ公認の「B.LEAGUE FREAK」に任命された俳優・浅利陽介が、いま気になるプロバスケットボール選手に話を聞く。
アルバルク東京の次世代エース!
浅利:9月30日にいよいよ新シーズンが開幕。今日は優勝候補の一角であるアルバルク東京の小酒部泰暉選手にお話を聞いていきます。小酒部選手、練習終わりにありがとう。
小酒部:こちらこそよろしくお願いします!
浅利:いまの時期は、開幕に向けての追い込み練習中だよね。ハードそうだから体重も減ってくんじゃない?
小酒部:はい。でも、チームが食事も管理してくれるので体重はちゃんとキープできています。
浅利:いまってチームメイトとのコミュニケーションってどうしてるの?みんなでご飯にも行けないでしょ?僕もいま舞台中なんだけど、そこは難儀しているんだよね。
小酒部:そうですね。以前は、練習終わりに一緒に食事に行けたりもしましたが、いまは練習中にしっかりとコミュニケーションをとるしかないですね。
浅利:やっぱりそうだよね…。小酒部選手は、昨シーズン怪我もあったけど終わってみれば新人賞ベスト5にも選ばれる大活躍。今年はどんなプレーを見せてくれるか楽しみにしています。小酒部選手といえばその身体能力が話題になることが多いけれど、最高到達点がなんと3m45cmという跳躍力(ちなみにリングの高さは、3m5cm)。そろそろフリースローラインからダンクを狙ってみたら?
小酒部:僕、手が大きくないので、片手でボールを掴むのが苦手なんです。ちょっと難しいかなぁ(笑)。
浅利:ぜひチャレンジしてみてください。期待してます!大学在学中に特別指定選手としてBリーグに出場したから、今年は3シーズン目だよね。新シーズンに向けての目標はあるの?
小酒部:今年は、スマートなプレーヤーになりたいです。
浅利:というと?
小酒部:がむしゃらに頑張るということも大事ですが、チームの勝利に貢献できるような、頭を使ったプレーをしたいです。それが、プロと学生の違いかなとも思っています。
浅利:アルバルク東京って、チームプレーがしっかりしてるもんね。セバスチャン・サイズ選手やライアン・ロシター選手なんかも新加入で補強もしっかりしたようだけど、チームの仕上がりはどう?
小酒部:新メンバーはアルバルクのシステムにまだ戸惑っている部分もあると思いますが、試合を重ねていけばすごくいいチームになると思います。
浅利:小酒部選手も隙あらばレギュラーを狙っていくと。
小酒部:もちろんです!どんなポジションであっても任せられたらきちんと仕事をしていきます。泥臭いプレーもするし、チームプレーにも徹していきます。優勝、期待してください。
浅利:まずは開幕の琉球戦だね。新しいアリーナは、広くて快適。サウナもあるらしいから。勝ったらぜひ楽しんできてください(笑)。
小酒部:まずは1勝してきます!
浅利:楽しみにしています。小酒部選手、今日はありがとうございました!
《今月のゲストは…》
アルバルク東京 小酒部 泰暉

1998年7月15日生まれ。神奈川県出身。身長187cm。ポジションはSG。神奈川大学在学中の2019年12月にアルバルク東京の特別指定選手となり、翌シーズンより正式入団。新人賞ベスト5にも選ばれる。
《インタビューを終えて…》

思っていた以上に器用な選手だなと感じました。もっと話をじっくり聞きたかったですね。ポイントカードもフォワードもできそうだなと思いました。いろいろな可能性がありそうです。今後5年間でどんなプレーヤーに育つかとても楽しみです!
あさり ようすけ
俳優。2018年よりBリーグ公認「B.LEAGUE FREAK」に就任した、筋金入りのバスケファン。現在、テレビドラマをはじめ、映画や舞台の話題作にも多数出演。最近、若者とのジェネレーションギャップをよく感じます(笑)