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浅利陽介《プロフェッショナルの肖像「PRO-FILE」》② WEB EXTRA

コラム

 男子プロバスケットボールの魅力をより広める「Bリーグ・フリーク」に任命された俳優、浅利陽介。プレーの楽しさに目覚めたのは高校卒業後と遅めだが、バスケ熱は人一倍高い。
 「(プレーを始めた)18歳ぐらいのころは、点取り屋でした。中学・高校とバスケ経験がなかったので、攻撃することしか考えてなくて(熱くなって)オフェンスファウルと言われることも多かった」と苦笑する。
 地元で始めたバスケでつながる仲間が増え、いまではプレーできる曜日に合わせて都内各所のコートに立つ。公式ブログには出演した舞台、映画の情報のほか、ユニホーム姿やバスケ日本代表の勝利を喜ぶ写真を載せるなど熱中ぶりが垣間見られる。
 ただ、プレー歴を重ねるにつれ、スタイルは変化してきた。「(攻撃で相手陣内に)切り込むとけがしがち。そこで(司令塔の)ガードに転向し、パスやゲームメークする楽しさを知って視野が広がりました」
 舞台でも役者として演出意図や作品の世界観を守りつつ、自分なりの「遊び方」で個性を発揮している。「バスケでも監督の意図をくんで、自分なりのゲームを組み立てることが大事。若干(仕事との)こじつけですね、バスケをやりたいから」と顔をほころばせた。

あさり ようすけ

1987年8月14日、東京生まれ。
4歳でCMデビュー。2001年、ドラマ『キッズ・ウォー3』に出演し注目を集める。また、人気ドラマシリーズ『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』や『相棒』など、多数の話題作に出演。2018年12月よりBリーグ公認「B.LEAGUE FREAK」に就任。

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