渋谷／サンテール渋谷

編集部が“いま気になること”を発信している「気ままにメトロポリターナ」。これまでにもさまざまなウェルネススイーツを取り上げてきましたが、今回は、編集部員・渡邉が最近見つけていちばん感動した、“米粉のチュロス”をご紹介します！

スペインやポルトガルに伝わる伝統菓子「チュロス」。テーマパークや動物園で食べるイメージが浮かぶ人もいるかもしれませんが、あの香ばしいカリッとした食感がたまらなく好きで、パン屋さんなどで見つけては、ついつい買っては食べています。そんなチュロス好きの私に、朗報が届きました。ある日インスタグラムを見ていて飛び込んできたのは、目にも鮮やかなチュロスの写真！ しかも「米粉チュロス」と書いてあるではありませんか！ 期待を膨らませ、早速お店に行ってきました。

そのチュロスのお店「サンテール」は、渋谷の文化村通りにあります。お店に入ると迎えてくれたのは、オーナーの飯田珠門（いいだ しゅもん）さんと店長の弥亜（みあ）さん。ご夫婦が昨年オープンしたこちらのカフェの看板メニューが、米粉を使ったチュロス。「もともとダイエットに気を使っていたこともあり、小麦を抜いてみたところ、体のコンディションがとてもよくなりました。それをきっかけにグルテンフリーのメニューを始めたんです」と教えてくれたのは、オーナーの珠門さん。

さらに、弥亜さんのご実家がある山形県の地元で米粉を生産していたことも、米粉スイーツを扱おうと思ったきっかけだったのだそう。そんなご夫婦の思いがつまったオリジナルのグルテンフリーチュロスは、豪華にデコレーションがされたものからシンプルなものまで、16種類を品揃え。どれを食べようか迷ってしまいますが、珠門さんオススメの「スイートベアー」がいちばん人気の定番メニューということで、まずはそちらをいただきました。

揚げたての生地は、外はカリッ。中はモチモチとした食感。贅沢にトッピングされた濃厚チョコレートとお米パフは、トロトロ＆サクサク。なんとも面白い食感です！ チュロス生地の絶妙な食感の秘密は、こだわりの“極微細な米粉”を使用し、揚げ時間にもこだわりがあるとのこと。「イートインとテイクアウト、それぞれがちょうどいい食感になるように、揚げ時間を秒単位で変えているんですよ」と弥亜さん。ナイフとフォークがあるにも関わらず、手づかみでペロリと食べてしまいました…。ということでもう一本！

続いてオーダーしたのは、弥亜さんのおすすめでもあり、もっともフォトジェニックなメニューという「ワンダーランド」。こちらも濃厚チョコレートを使用していますが、違いはなんといってもこのカラフルなライスフレーク！ 見た目からは想像もつきませんが、その味はなんとオレンジ風味。柑橘の香りはチョコレートとの相性が抜群で、ビジュアルのインパクト以上の味わいに驚きました！ 渋谷ならではの若いお客様はもちろん、もっと上の世代にも抜群の人気を誇るのだそう。

《アヴァン》のチュロスは、シナモンシュガーや黒糖など、シンプルなフレーバーもあります。テイクアウトですぐ食べやすいスタイルにするか、持ち帰って食べやすいように包むか選ぶことができるのもうれしいですね。ちなみに、LINEの友達登録をすると、しばらくのあいだは期間限定でチュロスが10%オフになるそうです！ こだわりの米粉を使用したロールケーキやフィナンシェもあるので、渋谷でヘルシーなスイーツを食べたいときは、ぜひチェックしてみてください。

SANTALE SHIBUYA

渋谷区神泉町1-20 松濤ビル 1F

［TEL］03-6416-1856

［営］11:00〜18:00

https://www.santale-shibuya.com