東京メトロ沿線をはじめとして、編集部が“いま気になること”を紹介している「気ままにメトロポリターナ」。今回は、編集部員・関根が愛用しているインナーブランドをご紹介。原料は藻⁉︎ 肌にやさしい素材の魅力をお届けします。
Sacre(サク・レ)
本誌11月号「ウェルネスボディ」、12月号「ウェルネススイーツ」と、健康を意識した特集が続き、すっかり健康志向になりつつある編集部員・関根です! 「素材にすごくこだわっていて、デザインもかわいいインナーブランドがある」と友人に薦められて知った《サク・レ》。早速、試してみると、しっとり柔らかな生地と抜群の着心地に感動! 毎日でも着たいアイテムになりました。まずは、その素材に対するこだわりについて、《サク・レ》広報の竹成沙織さんにお話を伺います。

写真提供/サク・レ
「究極の保湿インナーをつくってほしい」。《サク・レ》のインナーは、そんなお客さんの一言がきっかけとなり、製品研究がスタートしたそうです。肌の乾燥対策はスキンケアで解決するものと考えていた私は、それを聞いてびっくり。着るもので肌の潤いを補うことなど、できるのでしょうか。「生地の糸に、保湿化粧水などに使われることの多い『サクラン』という成分を練り込んでいます。サクランが肌の水分を保ってくれて、気持ちいい着心地になるんです」と竹成さん。化粧水などでしっかり保湿をしていても、肌の水分はインナーの摩擦で奪われてしまうんですよね…。身につける素材そのものを見直すことで、乾燥による肌ストレスを抑えられるというのは、新しい発見でした。

写真提供/サク・レ
サクランは、なんと「藻」から取れる成分! 九州地方のとある湧水にしか生息していない「スイゼンジノリ」という淡水海苔に含まれています。《サク・レ》では、スイゼンジノリを乾燥させて繊維状にし、水分を加えてジェル状にしたものを、糸に練り込んでいるということです。「サクランを糸に練り込んでつくった生地は、じつは《サク・レ》がはじめて開発した素材なんです。その質感を、ぜひ一度確かめていただきたいです」と竹成さん。成分をコーティングするのではなく、糸に練り込んでいるので、繰り返し洗濯しても保湿効果は変わらないそう。肌に直接触れるインナーこそ、生地の素材まで吟味して選ぶことが大切ですね。

《サク・レ》の商品は、公式オンラインショップと通販サイトのみで購入可能ですが、私は渋谷スクランブルスクエアで先日開催されていたポップアップショップで購入しました。肌に触れるものは、やっぱり実物に触れてから選びたいですよね。《サク・レ》の商品を実際に手にとって試せる機会なので、ポップアップ情報は今後も見逃せません…! 今回は素材の特徴についてご紹介しましたが、着心地やデザインなど、まだまだこだわりは盛りだくさん。後編も、ぜひチェックしてみてくださいね。
Sacre
☎︎ 03-6830-7822