世代や性別を超えて、支持される花屋「ex. flower shop & laboratory」。フローリスト・蛭子みちるさんに、花の魅力を聞いた。
手をかけた分だけ愛おしくなる存在
さまざまな空間に馴染みやすい、ナチュラルテイストの花を揃える「イクス」。こちらのフローリスト・蛭子みちるさんは、リビングや寝室、お手洗いまで、自宅のいたるところに花を飾っているという。毎朝花の手入れから一日をスタートしていると、花に触れている時間が“心を整えてくれる”と気づいたそうだ。「飾って癒やされるだけでなく、水換えをしたり枝を切ったり、自分が手をかけた分だけ、長く楽しめるのも花の魅力。心おだやかになれる時間を楽しんでほしいですね」と蛭子さん。飾るだけでなく、手入れをする時間を通じて、心にちょっとゆとりが持てる。そんなふうに花を楽しむのも、ひとつのあり方だ。

フローリスト
蛭子 みちる
地元東北の花屋で勤務後、2019年より「イクス」のフローリストとして販売・装飾・レッスンなどを行っている。
ex.flower shop & laboratory
NAKAMEGURO
目黒区中目黒3-23-16 3F
Tel. 03-3712-2855
[営]11:00~19:00
[休]不定休
https://www.ex-flower.com
おうちでつくってみよう
ニュアンスカラーブーケ
ちょっとした気持ちを伝えたいとき、手づくりのブーケを贈るのはいかが?フローリスト・蛭子みちるさんが教えてくれた、落ち着いた雰囲気の大人のブーケのつくり方を紹介!
《使う花の一例》

MAIN
バラ(テナチュール)
BASE
スイートピー(アンティーク)
カーネーション(シャープ)
SMALL
アストランティア/アゲラタム
クレマチス/スカビオサ
GREEN
ユーカリ
−POINT−
花選びについて
バランスのとれた立体感のあるブーケをつくるポイントは、メイン、ベース、小花、グリーンの4種類を意識すること。花の色は、くすんだ色や淡い色で「3色まで」を意識すると、大人っぽい雰囲気に仕上がる。
【用意するもの】
・ ハサミ
・ 麻ひも
・ キッチンペーパー(もしくはティッシュペーパー)
・ 小さいポリ袋(もしくはアルミホイル)
・ セロハンテープ
・ 耐水性の包装紙(ワックスペーパーなど)
・ ラフィア(もしくはリボン)
Let's Try!

Step 1
余分な葉っぱをとる
結束する部分にある葉っぱやトゲを、手でもぎとる。とるのは、上から約15cmより下にある範囲が目安。

Step 2
束ねる
利き手とは反対の手でメインの花の茎を握り、配置やバランスを考えながら、ベースの花と小花を加えていく。グリーンは、花と花のあいだやまわりに加えていく。

Step 3
茎を切る
2の束を握ったまま、上から30cmくらいの長さを目安にハサミで切り揃える。

Step 4
結束する
3で握っていた位置に、麻ひもを巻いていく。茎を握った手の親指で麻ひもの端を固定しながら、麻ひもがゆるまないように、茎が折れない程度にしっかりとぐるぐる巻きにして、固結びをする。
保水&ラッピング
キッチンペーパー(ティッシュペーパーでも可)を濡らして茎の切り口に巻いたら、ポリ袋(アルミホイルでも可)をかぶせる。水分がこぼれないようにセロハンテープで口を固定する。ワックスペーパーの中心に茎がくるようにしてくるんだら、ラフィアで結んで完成。
−TIPS−
花を長持ちさせるために
ブーケのラッピングを外したら、茎の切り口を1cmほど切ってから水に差すことで、茎が水を吸い上げやすくなって、より長持ちする。花の元気がなくなってきたときにもおすすめ!